人は哺乳類の中で一番難産の種に進化したが故に、「早産」を選択した!
◆最新メディア情報:ESSE2月号に掲載最強ダイエットBEST10に掲載されました |
◆人は産道を狭く進化し、哺乳類の中で一番難産の種となった
人は一番難産の種なんです。
だから、人は「早産」を選択し進化し、出生率を上げてきました。
このように骨格を進化の歴史から読み解くと、ボディメイクにも役立つ学びがとても多いものなんですよー^^
それで今、世界的な大ベストセラー本の進化・歴史本
ハラリ氏の「サピエンス全史」を読むのにチャレンジしてるのですが、
これがなかなかのボリューム!(第1章でもうお腹いっぱいなあくらいww)
マクロ進化論から、倫理観を教えてくれます。
「サピエンス全史」に面白いことが書かれていました。
ちょっと、自身の解説も入れつつ、ご紹介しますね
◆人間は、なせ未熟な状態で生まれてくるのか?
人の赤ちゃんは、馬やキリンのように生まれてすぐ歩けず、歩くまでに1年前後もかかります。
ヒントは2つ
「直立に適さない骨格」 「大きな脳」 |
人間は、もともと四足歩行に都合の良い骨格です。
なので、直立に適さない骨格なんです。
そこから二足歩行に移行するのに、
骨盤を細める必要があり、
それに伴って女性の産道が狭く進化しました。
つまり人間の赤ちゃんは、
脳が大きくなるよう進化と同時に、
逆に狭くなる産道を通って
生まれなければならない、
命懸けの難点に突き当たったのです。
(人間は哺乳類の中でももっとも難産な種なそうです。)
そこで私たちの祖先は、
脳が大きくなる前に
早産で産むという選択をして、
出生率を上げて進化してきたのです。
本題はここからです。
「人間が子供を育てるには、仲間が力を合わせなければいけないのだ。進化は、強い社会的絆結べるものを優遇した。」
(サビエンス全史上引用)
自分たちの体を大きく進化させて、生みやすくするなどの進化も選択できたはずです。
しかし進化するには、そのような身体的拡張ではなく、社会的能力を選んだということです。
つまり人間は進化の過程から、助け合いの心を前提として生き延びてきたのですね。
早産で産むということは、母親は未熟児を抱かえながらです。
周りの協力がないと、母も子も生き延びることができないですもんね。
…と考えると、ボディメイクを考える上で、いつも骨格と筋肉を見ていましたが、想像するとジワリと感動した私です。
◆出産直後のお母さんは、動いてはいけない
「産後直後の女性は寝ていなければいけない」のは、理由があります。
それは、上記であるように、哺乳類の中でももっとも難産な種だからです。
出産は、母体の骨盤に、交通事故に似たくらいの相当な負担、ダメージを強います。
子宮に重力を極力与えないようにして、回復を促しましょう。
そして、周りの方の力を頼り、絶対に一人で育児をしてはいけないのです。
ハラリ氏のいう通り、進化の過程でそうご先祖さんたちが協力し合う社会的能力を選択してきたのですから…
全ての出産女性が、遠慮せず周りに頼れる、優しい手がある社会になって欲しいですね。
という思いをだきつつ、実践セルフケアワークをお伝えしますね!
(下記のワークは、産後でもできる方法ではありますが、ドクターの指示が必要な方は、そちらに従ってくださいね。)
◆「子宮に重力をなるべく与えない」とは
子宮に重力をなるべく与えないように
↓ ↓
これは、ただ寝てばっかりがいい、ということではないです!
ここで、けっこうセルフケア法を間違ってしまう方が多いで、気をつけて。
子宮に負担をかけなくても、寝ながらでも横隔膜と腸腰筋は動かすことができますし、
むしろ、骨盤を内側から締める力、改善する促進になります。
それがこちら!
1、吸うときのお腹
下腹は緩ませず(腸腰筋を働かせる)、吸って、へそ上、肋骨を膨らませましょう
2、吐く時のお腹
このように寝ながらも、お腹をえぐるように凹まして、吐きましょう。
腸腰筋と横隔膜を連動させて動かすと、骨盤の回復が早くなります。
初めはゆっくりしっかり凹ましてください。
この呼吸法は、何も産後直後の方だけでなく、お腹痩せされたい方にもとても有効です。
産後1ヶ月後の方、またお腹痩せされたい方は、慣れてきたら、ピッチを早くして強度を上げてみてもいいです。
2の吐く!に着目して、ピッチを早くして30−50回でやってみます。
「フッフッフッフッフッフッ…」と連続して、吐くたびに、しっかりお腹を凹ましてみてくださいね。
お腹痩せにすごく効果的ですよーー^^
この時に、太腿前側に負担をかけないように!がポイントです。
太腿前側(大腿四頭筋)が先に効くと、腸腰筋が働かないからです。
足をそのまま床に置き、ちょっと足を引き寄せるようなイメージ(実際には引き寄せない)を持つと、腸腰筋が働きやすくなります。
腸骨の内側に手でタッチしてみるのも、自分で腸腰筋がわかりやすいですよ。
腸腰筋の活性化されているのがわかると思います。
このワークは、出産後の方だけでなく、お腹痩せしたい方にも基本となるワークなので、効果的です。ぜひ参考に^^
ドマーニ公式サイト記事でもご紹介しています。
◆栄養学セミナーを開催します
ボディメイクでトレーニングと同じくらい大切な「食事」のセミナーです。
日もかなり近いですが、ご都合よければどうぞ!
また、当日参加無理な方は、録画セミナーで視聴参加も可能です。
これは、Naokoアカデミー(講師育成スクール)の科目の1つですが、今回、外部の方も参加できるようにしました。
講師:長尾たつき
元オリンピック医科学スタッフ
スケート日本代表選手帯同、AT兼鍼灸あんま指圧師という、トップトレーナーです。
Naokoアカデミー解剖学生理学担当
実践的な栄養学とよくある質問をトピックスにします。
レベルはプロ育成向けなので、一般の方向けよりは難しくなります。
ですが、質問も受けてますので、ご遠慮なく!
・食べたものってどうやって筋肉になるの?・何を食べたら効率よく痩せられるの?・糖質制限をしても痩せられないのはなぜ? ・スポーツやりすぎで、生理が止まった! 女性アスリートが気をつけるべき栄養素は? |
など質問も受け付けています。
気になる方はぜひご参加ください!
対象者:
・ボディメイク関連のお仕事の方、またはそうなりたい方 ・Naokoアカデミーに興味のある方、 ・一般の方でも理論から栄養学を学びたい方 |
どうぞお申し込みくださいね。
お申し込みは、月曜2月28日の20:00配信
のメルマガと公式ラインでご案内させていただきます。
参加費:16500円
またそのあと、Naokoの個別相談(技術体験)をご希望の方は、チェック入れててくださいね。
優待価格で後日、ご案内させていただきます。
Naokoアカデミー(講師育成)は5、6月に募集し、7、8月からスタートします。
(Naoko個別相談は、5、6月にも行う予定なので、ご興味ある方は引き続きこちらのメルマガをチェックしててくださいね。)
今回の栄養セミナーは、アカデミー中身を体験されたい方にも、そうでない方にも大丈夫です。
1回で完結型の内容です。