その整体や運動で、体の歪みや不調改善されてますか?
前回のメルマガで、
私たちのカラダは主に、
視覚・前庭覚・固有受容覚を基に
バランスを保っている、というお話をしました。
前回の内容はこちら
「実は、体の歪みは運動だけでは改善できないです」
固有受容覚(こゆうじゅようかく)
=「運動」「エクササイズ」
だけをしていても、
それだけでは、体の歪み改善にはならない、足りないのです。
歪みの根本解決には、
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無意識での動作の癖
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に気づくこと。
そのためには、あともう2つ
大切なことがあって、
1、視覚(しかく)
=眼からの情報
2、前庭覚(ぜんていかく)
=バランスの感覚
この2つも、とても大切なのです!
なぜなら、
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視覚・前庭覚
この2つは
脳に直結してるから
なので、整体に通ったり、運動してみても、
なかなか体の歪みや不調改善はされないという場合は、
この3つのうち、どれかが足りない場合が多いのです。
◆脳に直結した感覚組織を刺激しよう
私たちの動きのほとんどは
無意識に作られています。
潜在意識が96%、
健在意識が4%くらい
と言われています。
ですから、日常の自分の動きの全てを
意識することなど不可能です。
もちろん
本来無意識に起こっている動きを、
意識下に持ってきて
トレーニングする事は重要。
しかし、
もつひとつ上のレベルで考えるならば、
カラダが歪んだ状態を
自分でも改善できるよう
一般の方でも、
自分で技術をマスターできるように
お伝えしていく。
そこをナオコボディワークスでは大切にしています。
トレーナーがいなくても、
自分で自立して調整ができる
ようになるからです。
それが一番のお客様のためだと思っています。
そのために、
ナオコボディワークスでは、
脳に直結した
感覚組織を刺激させて
指導しています
そのために、
使い過ぎの感覚は『眼』、足りない感覚は『前庭』
『眼』の情報は使いすぎ、頼りすぎなんです。
一方、『前庭』は一般的に無視されがちですが、
ここが大切ーー!
1、視覚=眼からの情報
2、前庭覚=バランスの感覚
前回のブログでは1番目の対策ワークを解説したので、
今回は、2番目の
簡単に自分だけでできる
「前庭覚=バランス感覚」
をお伝えしますね!
それは、
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平衡感覚を使う環境においてみる
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例えば、
ふわふわのタオルの上でバランスをとるのもいいし、
公園で、足場がグラグラする遊具などありますよね。
あれおすすめです。
バランスボールなど上下に揺れる運動もオススメ。
あえて、バランスの悪いポジションをとってみる、というのがいいんです^^
ただし、転ばないように、
壁沿いでやるなどの、安全面も確保してやってくださいね。
「グラグラするけど、集中するとできる」
くらいが、一番良い強度になります。
日毎、
体の動きに歪み(固有受容覚のエラー)
があったとしても、
視覚と、前庭覚で
「あたかも歪みがないように」
調整してしまっているため、
自分では歪みに気がつきにくい、
ものです。
脳の錯覚が起こっているですね!
◆見かけの歪みと自分の感覚はズレるもの
この方を見て下さい↓
首を左右に揺らす動きをしてもらっているのですが、
首を左右に動かすどちらの動作でも
左側の肩が上がっています。
でも右の肩は、右に頭を傾けても上がっていません。
でもこの方自身は、ご自身は左右同じように動いている「つもり」です。
そこで、調整ワークをしたあとはこちら↓
ご自身にお見せすると、
「いつもやっているエクササイズと全く違う!」
とおしゃって、
自分の癖にも変化にも、すごくびっくりされてました。
いつものこりや痛み、不調の原因も、よく理解していただきました。
このように
「自分では気づかない無意識で間違った動作やフォーム」
って、たくさんあるんですよー。
◆前庭覚(平衡感覚)おすすめワーク
こんなポーズでも、前足の下にふわふわタオルを置いてみましょう。
前庭覚(平衡感覚)が刺激されて、体のバランス改善に効果的です。
結構、グラグラするので、
お腹ぽっこり解消になるだけでなく、
前庭覚(平衡感覚)の両方に効果的ですね!
◆歪み改善の自力をつける3つの感覚
まとめると、3つ
1、視覚(しかく)=眼からの情報
視機能の左右差
2、前庭覚(ぜんていかく)=バランスの感覚
三半規管の左右差
3、固有受容覚(こゆうじゅようかく)=体が動く感覚
関節の左右差、可動域の違い
体の歪みや
ボディメイクに結果がなかなか出ない理由は、
日頃の姿勢、
過去のケガや、
使ってない怠け筋肉などが
原因で始まることがほとんどです。
体のゆがみを
改善して行くには、
これら
3つのシステムの中で
どれが働いていないのか
見つけて、
刺激を増やして行くこと
が必要です^^
Naokoの著書でワークをおこなっている方は、
ぜひ参考にしてみてくださいね!
前回お伝えした、
3つの感覚のうち、
1つ目の視覚(しかく)=眼からの情報
の解説とワークについては、こちらをご覧くださいね!